裁縫技術0が一から服を作ってみた
こんな方は是非読んでみて! |
☑最近ヒマしてる |
☑服を作ってみたいけど、なにをしたらいいかさっぱりわからない |
☑コスプレに興味ある |
☑実際に服を作った時の意見を聞きたい |
皆さん、こんにちは。晦です。
私ずっとしたいことがあってですね…。
ズバリ! コスプレです!!
まあ、私、ヲタクなんですけども、ええ。
ずっとやりたいキャラがいるんですよ。
それでこのコロナで自粛ムードになって家にいることが多くなったので、趣味にかける時間が多くなってるんですよね。
そこで私思っちゃったんですよ。
コスプレ衣装作れるんじゃね…?
と。
まぁ、ぶっちゃけ細かい部分はさすがに厳しいので、
ほんとに”ざっくり似せる”って感じになると思うんですが、とりあえず手を付けようと思ったのです。
というわけで作業工程をお見せしつつ完成までのんびりと頑張っていこうと思っております。
それでは、レッツゴー!
1.型紙の準備
流石にド素人の私が一から型紙を書くことは無理なので、こちらのサイト様の型紙を無料で使用させていただきました。
A4コピー用紙で印刷をして、それを張り合わせて型紙を完成させる感じです。
普通のコピー用紙なので、私は強度を高めるために縁をセロテープで強化しました。
2.布の準備
型紙が完成したらまずすべきこと
地の目
さて、型紙の準備ができたら早速布を選びたいですよね。
その前に!やっておくことがあります。
それは 布の長さを決める ことです!
向きなんて関係ないでしょ!型紙が全部入ればOK!
…ええ、私も最初はそう思っていましたよ…
ですが、型紙をよく見てください。
ん?地の目?
そう、この「地の目」をしっかり意識して布の長さを見積もらなければならないのです。
「地の目線」「地の目」とは、生地の耳と平行の縦糸の線の事をいいます。
型紙に地の目線が入っている場合は、生地の縦糸が地の目線と平行になるように型紙を置かなければなりません。
生地屋さんに行ったとき、切ってくれる方向がありますよね?
あれが横です。それと直角の方向が縦です。
縦は引っ張ってもあまり伸びませんが、横は伸びやすくなっています。
しっかり地の目を通して(合わせて)おかないと完成した作品がシワになってしまったり、ぐちゃぐちゃになってしまうかもしれません…
そうなる前にちゃんと地の目を通してリスクを減らしておきましょう!
型紙の見方
型紙を作ってみて、私は思いました。
結局何枚布を切ればいいんだ?
と。
だって、ポケットの型紙も入れて5枚しかないんですよ?絶対足りん…
これ、ちゃんと書いてあります。
写真の一番左の型紙をよく見てみると
「前身頃2枚 裏地2枚」
とかいてありますね?
つまり、この型紙一枚で表地と裏地の合計4枚を切り抜くことになるんです。
先に気づいて良かったです…
ちなみに、型を布に写すとき型紙を表と裏の二種類で写すことに注意です!
こんな感じです↓
表地
布の長さを見積もったらやっとここで布選びです。
私は今回「ベスト」を作ろうと思っているので、ベストに適した生地をいろいろと調べました。
そこでオススメされていた生地をご紹介しますね!
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ポリエステル製で皺になりにくく、折りたたんで持ち運んでもシワになりにくいのでコスプレ衣装向きです。 折り目が細かく滑らかでほぼ光沢もありません。
ツイルというのは折り方の名称です。
斜めに折り目が入っているのが特徴です。身近な生地で言ったら「デニム」があります。
アーバンツイルと言う名前で売られていることが多いそうです。
お店によって品質がかなり変わるようなので注意!
・コットンツイル
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初心者の方にはコットンツイル系の生地がオススメされていました。
アイロンもしっかり当たり、ミシンでも綺麗に縫えます。
私はこちらの生地を選びました。
裏地
裏地もしっかり選んでいきましょう!
裏地の主な役割としては
- 滑りを良くして着やすくする
- 組織の粗い布や透ける布の透過を防ぐ
- 着用による型崩れを少なくする
というものがあります。
それでは、こちらもオススメを紹介しますね。
・キュプラ(ベンベルグ)
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綿実から作った再生繊維です。
肌触りが良く吸湿性・通気性が高く、静電気が起こりにくいです。
しなやかさと光沢があり、表布になじみやすいです。
・ポリエステル
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石油を原料とした合成繊維です。
シワになりにくく摩擦に強く丈夫です。
吸湿性が低いですが、速乾性があります。
蒸れやすく静電気が起こりやすいですが、既製服に多く使われています。
私は表地としてポリエステルツイルがオススメされていたので裏地は「ポリエステル 裏地」を選んでみました。
芯地
皆さん芯地ってご存じでしたか?私は知りませんでした。
この芯地というものは表地と裏地の間にある布の事です。
主な目的としては
- 内側から表地を支え、美しいシルエットを保つ
- 型崩れや着崩れを防ぐ
- 厚みを持たせたり、硬さを与えて補強する
などです。
タイプも様々で、シールで接着タイプや、アイロンで接着するタイプなどがあります。
種類は
・不織布
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織らずに繊維を絡めた布の接着芯です。
軽く、洗濯による縮みがほとんどないので、バックなど型崩れを防ぎたいものにオススメです。
・織り布
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薄いガーゼのようなものから、厚手のものまでさまざまな種類があります。
布地になじんで風合いを損なわないので洋服作りにオススメです。
綿やポリエステルなどの素材が使用されているようです。
・編み布
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適度に伸縮するのでニットなどの素材に適しています。
勿論、ニット素材以外でも使用できます。
ポリエステルやナイロンなどの素材を使用しているそうです。
・両面接着芯
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他の素材とは異なり、補強のためでなくシート状の接着剤として使用します。
布同士を接着するのでアップリケなどにオススメです。
私はアイロンタイプの(おそらく)不織布の芯地を選びました。
まとめ
はい、長くなりそうなので今回はここまでにします。
服の作り方というか、服を作るうえで知っておくべき知識、用語紹介のようになってしまいましたね。
でもこれ大事だと思います。
知識は武器ですからね。
知らずに進めると、後で後悔するかもしれませんから…
服を作ってみたい人やコスプレ衣装を手作りしたい人などに参考になればと思います。
閲覧ありがとうございました!